悪い癖がでてしまった日~過剰な娘への心配
昨日、娘が小学校から帰ってきて、宿題を始めようとしたときのことだった。
あれ?定規がない!
と言った娘。
私 : 明日、学校に行って先生に、落し物で届いてなかったか聞いてみたら?
娘 : 先生に聞いても、知りません!って言われるだけだと思う。エプロンのときも、、、
私 : ん?エプロン?エプロンがどうしたの?
娘 : こないだ給食当番でエプロン着ようと思ったら、なくて、、、
先生に、エプロンがありませんっていったら、知りませんって、、、
私 : え?それで、どうしたの?
娘 : 給食当番できなかった。
私 : ちょっと、それ、先生も冷たいよね?
娘 : でも、小学校は幼稚園とは違うから、自分のことは自分でやらなきゃいけないから、仕方ないんだよ。
このあと、私の悪い癖がでてきてしまった
私は、このやりとりで、こんなことを思った。
娘の小学校では、エプロンはいつも巾着に入れて自分の机の横にかけている。
いつもあるはずのエプロンが入った巾着が、机にかかっていなかった娘。
給食当番を楽しみにしていた娘。
しっかりものの娘。
その娘が、先生に助けを求めたのに、
知りません!って。
結局、給食を食べ終わったあとに、他のお友達の机にエプロンがかかっていたのを発見して、エプロンは見つかったのだけど。
先生、知りません!
そうじゃなくて、
エプロンがなくなっちゃったみたいなんだけど、ちょっとみんなで探してくれるかなぁ?
とか、一声かけてくれたら、
すぐに見つかったんじゃないかって。
娘、一人だけエプロンを着られずに、楽しみにしていた給食当番をできなかったことを思うと、ザワザワとしてしまったのだ。
そこから、さらに心配性の渦に、、、
もしかしたら、
定規がなくなったのも、誰かがイタズラして、隠したんじゃないかとか、
娘が困っていても、先生もお友達も誰も助けてくれていないんじゃないか、とか。
そんなことまで、考えはじめてしまったのだ。
そして、娘への取り調べが止まらない。
途中から、なんのために誰のために、こんなにも、しつこく訊いているのか、わからなくなってきた。
そう、これは私の悪い癖だ。
娘を心配している=大切にしてる、
ということではない。
娘を心配すること=負の呪い
私も、母親の心配が大嫌いだった。
今でもそうだが、
私の人生なのに、勝手に心配してきて、負の呪いをかけてくる。
私のちょっとした愚痴や不満も、全力で受けとめて心配してしまう。
母親のことは、大好きだし信頼もしている。
だけど、私の人生を勝手に心配しないでほしいと、いつも思っている。
それなのに、
私が1番嫌がることを、
私も娘に、同じ事をしてしまっているのだ。
これは、私の悪い癖。
娘を信頼して、
自分の人生を自分で生きていけるように、
信じて見守る。
それが、大切。
そう、それが大切なのだ。
娘の私
母親の私
いつもいつも葛藤しながら。
それでも、
ただ信じること。
信じて見守ることは、
本当に本当に大変だ。
そんなことを思った、
まだまだ未熟者な母親だけど、
それは、それでいい。
徒然な今日も、
ありがとう。